2013年3月29日金曜日

ピクニックくらいまー

昨日もサル左衛門と、その友だちと瑞牆へ。
鉱物採集をしたいということで、サル左衛門が穴場に案内していた。

こちらは一人で皇帝岩へ。
適当にアップしていたけど、どうにも体が重いし、指皮も痛い。
いや、そんなに減っているわけじゃないんだけど、剥けたところが痛い。
更に仕上げで「皇帝」をやったら右手がすっぽ抜けて撃沈。
ということで、そそくさと「言葉と物」へ移動。

繋げてできる気がしなかったので、ランジの部分だけひたすら練習。
左手はテーピングぐるぐる巻きでもなんとか持てたので、
感触は十分に確かめられた。
・・・・が、全く止まらない。
体が動いていないのか、距離が伸びない。
20回くらいやって、1回も止まらず。
なんてこったい。
動画を撮って確認したら、体の動きもちぐはぐで、根本的にダメなパターンだった。
左手の薬指にちょうど穴が開いたので、山形県エリアへ行くことにした。
うーん、これは長くなりそうだな。

細かいホールドが持てないので、「十六夜」(初段)をやることにした。
離陸から四歩目くらいまではスムーズになったけど、
もちろん核心はそこから。
あれこれ試して下部はほぼ自動化したものの、
微妙なスタンスに全く立てる感じがない。

一息ついてマットに寝転んだら、そのまま寝てしまった。
日が当たって暖かく、快適なシエスタでした。
起きて時計を見ると、3時過ぎ。あらら。
その後は痛む指で簡単なランジをやって、リス岩の課題をやって、
「チップクラック」をやったら離陸だけで精いっぱい。
かなり悪いです、コレ。
嫌になるくらい痛いサムカムで何とか離陸は出来たけど、
上部にハンドジャムを強引に叩きこもうとしたら落ちる落ちる。
結局本気でやって本気で敗退でした。
大ザルにやらせたらさっくり登るんだろうか?

そんな感じでピクニックしただけで終了。
サル左衛門が見てきたプロジェクトが、何やら凄いらしい。
近場にも意外に大物が眠っているものです。
今年の夏は岩探しに精を出してみようかな。

by WADE

2013年3月28日木曜日

宿題回収の巻

帰国して最初の外岩は、瑞牆だった。
先週の水曜日、駅で大ザルに拾ってもらって出発。
まだゲートが閉まっているので、グリーンロッジの方からダートを入った。
皇帝岩のすぐ下くらいまで行くことが出来て、思ったより近かった。
久しぶりの皇帝岩で気持ちよくアップ。
「剣」とか「鏡」とか、易しい課題から初段まで登った。
久しぶりにやった「Vock」(初段)が楽に浮けるようになっていてちょっと感激。
まぁ、前に登ったのは数年前なのですが。
「言葉と物」(四段)に移動。
ムーヴを確認して、核心を少し修正してみた。
ランジ前に足を動かしていると左手が抜けてくるので、
ほとんど動かさずに跳んでみたらなんとか止まりそう。
ということでそれを採用して、繋げてトライ。
久しぶりにやってみると、分かってはいたけれどホールドが一つ一つ猛烈に痛い。
何度かランジまで繋がったものの、全く届かず。
距離が出ないなー。
もう一度ランジ部分を作りなおして、結局振り子がいいやということになった。
足運びは面倒だけど、頑張って耐えろってことですね。
その後もう少しやって、ポケットの痛さで集中できなくなってきたので終了。
今度は(気持ちの上で)1年ぶりくらいの山形県エリアへ。
狙うのはこれまた宿題の「アグニ」(四段)。
相変わらず取りつきが斜めでやりにくい。
でもそのおかげでポケットに届くんですが。
これも猛烈に痛い
奇しくも、猛烈に痛いのは「言葉と物」と同じ右手の人差指。
くそー、全く考えてなかった!
テーピングぐるぐる巻きで、離陸前にいちいち気持ちを落ちつけながらトライ。
前回出来なかった右手をアンダーに返すところがなんとか止まって、
その次の遠い一手を出すことができた。
まだ捨て身だったので、もっと体勢を安定させないと止まりそうになかった。
大ザルがリス岩の課題をやっているのを応援しつつやっていると、雨になった。
いつもより長いアプローチ。
幸い雨はそれほど強くなかったので助かった。

昨日も大ザルと瑞牆へ。
天気は曇りで、なんとなく雨が降り出しそうな雰囲気。
「降らないで~」とちらちら見上げつつ、皇帝岩へ。
今日はアップの仕上げに「皇帝」(二段)をリピート。
前に登ったのは4,5年前か。今回はあっさり。
少しは成長してるみたい。よしよし。
裏にあるSDの初段は相変わらず出来ませんでしたが、気にしません。
そう言えば、「剣」と「鏡」の間を登ってみた。
限定っぽいけど、これはこれで結構面白かった。

今回は最初から「アグニ」狙い。
薄暗くて降ってきそうだったので、急いでトライ。
1回目から感触がよく、前回出来なかったアンダーからの一手が止まった。
落ち着いて体勢を整えられれば、この一手は問題ないらしい。

で、問題はその後。
右手を一本指にあげるところで足が悪い。
下部が別人みたいに安定していたので、あれこれ試すもことごとく抜ける。
そうこうしていると、ヨレてきたのかアンダー返しが突然出来なくなった。
左手のガストンで人差し指のサイドが抉れて、
テーピングを巻いてやっていたら今度は中指がべろーん。
ポケットに血が点々とついた。
結局その後左手が持てなくなったせいでアンダーは返らず。
序盤の感触が良かっただけに、残念。

まだ天気がもちそうだったので、大ザルの希望で会場エリアへ。
大ザルが「日々の暮らし」(1級)をやっている間、こちらは「光合成」(初段)にトライ。
そう言えばやっていなかったこの課題。
「全く浮けない」とか、そんな悪名を聞いていたので恐る恐る触る。
案の定、さっぱり浮けない。
あーでもないこーでもないと皮のない指で試行錯誤して、
初めは考えもしなかったムーヴで離陸出来た。
デリケートな足上げをして、それが出来たら突然登れた。
地味だけど、面白かった。
セッション向きかも。
大ザルがムーヴをバラしたところでお互いに体が終わっていたので、帰ることにした。

というわけで、タイトルに反して宿題は回収出来ておりません。
暑くなる前に、ひとつは回収したいな。

それにしても、最初の5トライくらいの安定感は何だったんだろう・・・

by WADE